2025年11月23日
「ベッドで横になっても、なかなか寝れない。。。」
「寝ていても、すぐに目が覚めてしまって、熟睡できない。。。」
・睡眠を取るといっても、何の不自由もなく寝れる人もいたら、寝るのに苦労をされている人もいます。「寝れない」ことは、実はとても苦痛なことなのです。
・睡眠に何らかの問題がある状態をまとめて「睡眠障害」と呼びます。睡眠が損なわれると日中の活動に支障をきたしますが、影響はそれにとどまりません。睡眠障害が糖尿病や高血圧などの生活習慣病や、うつ病などのリスクを高めることも明らかになりつつあります。
・睡眠障害の原因については、以下のものが考えられます。
1) 身体的原因によるもの
外傷や関節リウマチに伴う「痛み」、アレルギー疾患による「かゆみ」、呼吸器疾患による「咳」、高血圧や心臓病による「胸苦しさ」、腎臓病や前立腺肥大症による「頻尿」など、身体の病気、症状が睡眠を妨げている場合がしばしばあります。
2)薬によるもの
治療のために服用している薬が睡眠障害の原因となっている場合もあります。睡眠を妨げる薬としては、降圧剤、抗パーキンソン病薬、ステロイド製剤、気管支拡張薬などが知られています。
3)生活習慣によるもの
カフェインやニコチンには覚醒作用があるため安眠を妨げます。コーヒー・紅茶・お茶をよく飲む人、喫煙や寝酒の習慣がある人は注意しましょう。また、早く寝つくためにお酒を飲む人もいますが、アルコールは眠りを浅くするので逆効果です。
4)精神医学的原因によるもの
心の病気、精神疾患の多くは基本的な症状として睡眠障害を伴うことがあります。なかなか寝つけなかったり、眠っても夜中や早朝に目覚めてしまったりする原因が、うつ病であることも少なくありません。不安の強い人が一度不眠を経験すると、睡眠に対するこだわりが強くなりすぎて、いっそう眠れなくなるという悪循環に陥りやすくなります。
5)心理学的原因によるもの
家庭や職場におけるストレス、失職、深刻な病気、家族や親しい人の死といった人生における重大な変化・出来事などもやすらかな眠りを妨げます。
6)生活リズムの変化によるもの
海外への出張や旅行による時差ボケ、交替制勤務による昼夜の逆転、不規則な生活のために一定しない睡眠時間帯、短期の入院による生活サイクルの変化などにより、睡眠・覚醒のリズムが乱れることも睡眠障害の原因となることがあります。
睡眠に関して悩みがあれば、遠慮なくご相談下さい。
次回ブログでは、身近な睡眠に関する疑問などについてお答えします。
今後もよろしくお願いします。