2025年10月12日
本日 (2025/10/12)の朝日新聞などでも報道されていますが、来年度以降の肺がん検診に変更点があります。
今までは重喫煙者のハイリスク対象者に対しては、胸部レントゲン+喀痰細胞診検査が行われてきました。しかし放射線量を減らした低線量CT検査を行うことが、死亡リスクの軽減につながることが様々な研究により報告されました。
来年度から一部の自治体でのモデル事業として実施され、検証されたうえで、2027年度以降に全国的に移行する予定となっています。
自治体が実施する「対策型」肺がん検診に関して、伊丹市ではまだ方針が定まっていません。
今後様々な議論を重ねながら、県民、市民の皆さんの健康維持に最も寄与する方針が決定されると思います。
「がん診断、がん治療」を専門として基幹病院で従事してきました。今後も伊丹市やその他の地域の皆さんに貢献できるように、今後も色々と努力していきたいと思います。
原内科医院 院長
原 聡志