2023年11月4日
日本人の約半数ががんになるといわれています。がん種により罹患率が減っているものもありますが、検診や人間ドックなどで多くのがんが診断される患者さんの数は総じて増えてきています。
ここ10年で様々ながん診療が進歩し、仕事や日常生活を長く送りながら治療できるようになってきました。ただ治療も複雑化しており、説明を受けても十分理解することが難しかったりします。
市立伊丹病院、近畿中央病院は共に国指定のがん診療連携拠点病院であり、様々ながんに対して医師、看護師、薬剤師などでチームを組んで治療を行っています。
臨床腫瘍学会が認定する「がん薬物療法専門医・指導医」として、今までも市立伊丹病院で従事してきました。当院では、がん治療は行っていません。ただ、がんに関わる症状、治療の副作用などに対する対処はご相談に乗れると思います。その際には、通っておられる病院の担当の先生としっかり連携して行っていきますので、ご安心ください。
セカンドオピニオンとしての助言も含め、がん診療にまつわる悩みがあればいつでもご相談ください。
院長 原 聡志